【生糀が美味しい】醤油糀と塩糀作り
創業1846年(弘化3年)の天野屋さん。東京神田明神鳥居際角にある、老舗糀屋さんです。現在でも地下にある天然の土室(むろ)で糀を作っています。
我が家は神田明神で初詣の後、こちらで甘酒を飲み生糀を購入するのがお決まりになりつつあります。
昨年は醤油糀しか作りませんでしたが、今年は塩糀も合わせて仕込みました。
作り方は簡単です。
醤油糀は、容器に生糀1袋(460g)と醤油500ccを入れてよく混ぜて完了。
冬場は家の中で比較的温かい部屋に置くのが良いです。
容器のフタはピッチリ閉めずに、少しズラしておきます。醤油糀は塩糀に比べ発酵力が強いので、通気出来るようにするためです。
糀が醤油を吸って汁気が無くなるとカビが生えやすいので、1日1回は万遍なく混ぜます。だいたい1ヶ月位で完成。糀の粒が取れてトロッとしてきます。
塩糀の作り方です。
容器に糀1袋(460g)と塩150gを少しずつ入れては搔き混ぜます。
全部入れ、糀と塩が混ざったら、水500cc(湯冷ましがおすすめ)を加え軽く混ぜて出完了。
容器のフタは少し開けて常温で保存。1日1回かき混ぜて空気を入れます。
冬場は醤油糀同様、温かい部屋に置くのがおすすめです。
だいたい2週間程度で、とろみが付いて糀の粒に芯が無くなったら完成です。
どちらも完成後は冷蔵庫の保存。
半年程度で使い切るのが理想です。