【葉も美味しい】ラデッシュの斬新?!な食べ方
現在NHK朝ドラで放映中の「とと姉ちゃん」。『暮しの手帖』の創刊当時よりいらした、大橋鎮子さんがモデルのドラマです。その大橋さんが書かれたエッセイをまとめた「すてきなあなたに」という書籍は現在の暮らしのなかでもなかなかヒントになるものが多くあります。
今回はその中に紹介されていた「紅い小かぶ」という題で書かれていたものを紹介します。
紅い小かぶとはラデッシュのこと。お招きされた先で出されたラデッシュをバターを付けて食べ感動したという内容でした。
大橋さんご自身、ご自宅ですぐに真似てみたそうです。ご自宅ではバターの他にわさび醤油をつけて和風にしたり、トンカツや魚のフライに添えて、キャベツ代わりにすることもあったようです。
そして葉は捨てずにお肉料理の付け合わせとしてソテーしていらっしゃいました。
ラデッシュの葉っぱって食べられるのか、とこれを読んだ時にちょっとビックリでした。ラデッシュの葉って固いイメージありませんか?
早速、我が家でステーキの献立の日再現してみました。
今回ラデッシュは20個用意し、葉と実に分けそれぞれ冷水につけてパリッとさせておきます。
実は食べる直前に水気を取り小皿へ適量盛ります。
葉っぱは炒める直前に水気を取っておきます。
お肉を焼いた後のフライパンにバター大さじ1程度入れ溶けてきたら葉っぱを入れ、強火で一気に炒め、仕上げに醤油をタラリの回し掛けて出来上がり。
ステーキに添えました。
思っていた固さや筋っぽい食感が全くありませんでした。バターと合わさり何ともクリーミーな味わい。これは、ほうれん草のソテーなどとは全く違う味わいでした。
そして実の方は、今回有塩の発酵バターがありましたのでこちらを付けてたべてみました。
ビックリです。ラデッシュとバター、相性抜群です。普段私は、マヨネーズを付けて食べるだけでしたが、バターとラデッシュのピリッとした辛みとが合わさりすてきなオードブルといった感じでした。
大橋さんが葉っぱのソテーを
『小さく、少なくなってしまうのが、うらめしいくらいです』
とおっしゃっていましたが、まさにその通り!。今後我が家でも葉っぱ目的でラデッシュを買い込みそうです。